あまり知られていないクレジットカード付帯の旅行保険の実力とは?

2016年11月29日
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あまり知られていないクレジットカード付帯の旅行保険の実力とは?

旅にトラブルはつきものと言われていますが、どうせなら、安全で楽しい旅行をしたいですよね。
特に海外旅行となると、いざという時の為に、空港や旅行会社で保険に加入される方も多いと思います。そこで今回は、クレジットカードに付帯している国内外の旅行保険について解説します。

今まで、クレジットカードに保険が付帯している事を知らなかった方、もしくはクレジットカードの保険に不安を持っていた方も、付帯旅行保険の内容を正しく把握して有効活用しましょう。

目次

クレジットカードの付帯旅行保険とは?

クレジットカードには、海外や国内の旅行中の怪我や病気などに対する保険を付帯しているものがあります。

その補償対象となる範囲や金額などは、クレジットカードの種類や契約によって様々ですが、旅先で万が一のアクシデントに見舞われた時にとても役に立つサービスと言えます。

特に、海外旅行の際には、海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードを1枚持つだけで安心して旅行を楽しむことができます。

クレジットカード付帯旅行保険の代表的な補償の種類

クレジットカードに付帯している保険によって、異なる場合がありますが、クレジットカードに付帯している旅行保険の代表的な補償の種類を紹介します。

一般的な海外旅行傷害保険

傷害死亡・後遺障害

被保険者が旅行中に突発的な事故により身体に怪我を負い、その怪我が原因で事故の発生の日からその日を含めて、180日以内に死亡した場合、もしくは後遺障害が生じた場合の補償

※対象外となるケース
・故意
・自殺・犯罪・闘争行為
・戦争
・妊娠、出産、早産、流産、歯科疾病
・むちうちや腰痛などの他者が見てわからない症状
・無資格や違反状態で運転した際の事故
・病気が原因で生じた怪我

障害治療費用

被保険者が旅行中に突発的な事故により身体に怪我を負い、その怪我が原因で医師の治療を受けた場合の補償

疾病治療費用

被保険者が旅行中、もしくは旅行期間終了後48時間以内に発病した疾病が原因で、旅行期間終了後48時間を経過するまでに医師の治療を受けた場合の補償

※妊娠・出産・早産・流産や歯科疾病は対象外です。
※旅行期間終了後に発病した疾病については、原因が旅行期間中に発生したものに限ります。
※旅行中に感染した特定の伝染病で、旅行期間終了後14日以内に医師の治療を開始した場合も含みます。

伝染病例
コレラ / ペスト / 天然痘 / 発疹チフス / ラッサ熱 / マラリヤ / 回帰熱 / 黄熱 / 重症急性呼吸器症候群(SARS) / エボラ出血熱 / クリミア / コンゴ出血熱 / マールブルグ病 / コクシジオイデス病 / デング熱 / 顎口虫 / ウエストナイル熱 / リッサウイルス症 / 腎症候性出血熱 / ハンタウイルス肺症候群 / 高病原性鳥インフルエンザ / ニパウイルス感染症 / 赤痢 / ダニ媒介性脳炎 / 腸チフス / リフトバレー熱 / レプトスピラ症など

賠償責任

旅行中に突発的な事故により、被保険者が他人の身体または財物に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合の補償

※他人の財物を使用、管理中に与えた損害は対象外となります。但し以下のものは特例の対象です。
・宿泊施設の客室、客室内の動産、セイフティボックスのキー(ルームキー)など
・居住施設内のお部屋および部屋内の動産(建物全体を賃借している場合は除く)
・レンタル業者から直接借り入れた旅行・生活用品

携行品損害

旅行中に携行する身の回りの品(被保険者の所有物)が盗難、破損、火災などの突発的な事故により損害を受けた場合の補償

※以下のものは対象外です。
現金 / 小切手 / 株券 / 手形 / 預金証券 / 免許証 / 定期券 / クレジットカード / 入歯 / コンタクトレンズ / 帳簿 / 図面 / 各種書類 / 動植物 / 自動車 / オートバイ / 船 / 居住施設内にあるもの

救援者費用

旅行中に、救援対象者に以下の事象が発生した場合の補償

・死亡した場合
・怪我により事故後180日以内の死亡
・疾病による死亡
・発病した疾病により旅行期間終了後30日以内の死亡
・怪我または、発病した疾病により、7日間以上入院した場合
・山岳遭難、搭乗機、船舶が遭難した場合
・突発的な事故により生死が確認できない場合、もしくは、緊急な捜索救助を要する状態を警察が確認した場合

国内旅行傷害保険の場合

公共交通乗用具搭乗中傷害事故

被保険者が公共交通乗用具に乗客として搭乗中の突発的な外来の事故による怪我が原因で以下の事象が発生した場合の補償

・事故発生日から180日以内に死亡した場合
・事故発生日から180日以内に後遺障害が生じた場合
・医師の指示に基づき入院した場合
・怪我の治療の為に、入院し所定の手術を受けた場合
・通院により医師の治療を受けた場合

宿泊火災傷害事故

被保険者が宿泊施設に宿泊中に火災、破裂、爆発によって被った怪我が原因で以下の事象が発生した場合の補償

・事故発生日から180日以内に死亡された場合
・事故発生日から180日以内に後遺障害が生じた場合
・医師の指示に基づき入院された場合
・怪我の治療の為に入院し所定の手術を受けた場合
・通院により医師の治療を受けた場合

募集型企画旅行参加中傷害事故

被保険者が宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の突発的な外来の事故による怪我が原因で以下の事象が発生した場合の補償

・事故発生日から180日以内に死亡された場合
・事故発生日から180日以内に後遺障害が生じた場合
・医師の指示に基づき入院された場合
・怪我の治療の為に入院し所定の手術を受けた場合
・通院により医師の治療を受けた場合

クレジットカード付帯保険の適用対象者

実は、クレジットカード付帯保険の適用対象者は、本会員(クレジットカード所持者)だけではありません。主にゴールドカード以上のランクのクレジットカードに多いのですが、家族特約というサービスを利用する事で、本会員の家族も旅行保険の対象として適用する事もできます。

家族特約とは

家族特約とは、クレジットカード本会員を含む保険加入者の家族について、病気や怪我の治療費、盗難・破損などの事故の補償が受けられるサービスです。

主に、ゴールドカード以上のランクのクレジットカードに付帯している海外旅行保険で、家族特約を適用できるものがあります。保険料が個別で発生しない為、家族連れで海外旅行へ行く際にとても安心です。

三井住友VISAゴールドカードの家族特約の内容

今回は三井住友VISAゴールドカードの家族特約サービスの内容を例に解説します。

対象者の範囲

・本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族
・本会員と生計を共にする19歳未満の同居の未婚の子

※6親等以内の血族または3親等以内の姻族が対象

補償内容・金額

・傷害死亡・後遺障害
最高1,000万円

・傷害治療費用(1事故の限度額)
200万円

・疾病治療費用(1疾病の限度額)
200万円

・賠償責任(1事故の限度額)
2,000万円

・携行品損害(1旅行中かつ、1年間の限度額)※自己負担:1事故3,000円
50万円

・救援者費用(1年間の限度額)
200万円

家族カードよりもお得

家族カードを発行して、その旅行保険を利用するという手段もありますが、その場合はカードの発行手数料や年会費が発生します。

また、小さいお子様には家族カードを発行する事ができないので、小さいお子様が居る方は、家族特約を利用して海外旅行へ行くことをオススメします。

自動付帯と利用付帯について

クレジットカードの付帯保険を利用するには、自動付帯と利用付帯の2つの仕組みを把握しなければなりません。付帯保険を適用させる条件はクレジットカードによって様々ですが、一般的には、自動付帯と利用付帯のどちらかに分けられます。

自動付帯

その名の通り、自動的にクレジットカードに付帯されている保険が利用できるタイプです。
手続きいらずで保険を付帯出来る為とても楽です。

利用付帯

利用付帯は、当該するクレジットカードを利用した場合にのみ付帯できる保険です。
その為、事故にあった際に保険付帯のクレジットカードをお持ちでも、旅行の支払いに利用していなかった場合は、保険適用外となるので注意が必要となります。

※基本的には、旅行中の支払いをすべてカード払いにすると、利用付帯が適用されます。

年会費無料のクレジットカードに付帯している海外旅行保険

どんなに手厚い保障が受けられるとはいえ、やはり年会費が発生するクレジットカードを持つのに抵抗があるという方も多いと思います。

実は、クレジットカードの中には、年会費無料でも、旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードがあります。

いくつか代表的なものをピックアップしたのでご紹介します。

JCB CARD EXTAGE

JCBオリジナルシリーズの特典が利用できる年会費無料のお得なクレジットカードです。
18歳~29歳までが対象なので、利用できる方は限られてしまいますが、対象の方にとっては維持費の発生しない手軽なクレジットカードとしてオススメです。

年会費 死亡/後遺障害保険 入院・通院費用 傷害治療費用 疾病治療費用

永年無料

最高2,000万円

-

最高100万円

最高100万円

賠償責任 携行品損害(1旅行) / 自己負担額 救援者費用 家族特約 付帯条件

最高2,000万円

20万円/3,000円

最高100万円

-

利用付帯

表の情報は、2016年11月時点

JCB CARD EXTAGEの詳細はこちら

JCB CARD EIT

こちらもJCB発行の年会費無料クレジットカードです。
リボ払い専用となっているので、自身のペースに合わせて支払い金額を自由に選ぶことができます。
また、最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯できるので、海外でも安心して利用する事ができます。

年会費 死亡/後遺障害保険 入院・通院費用 傷害治療費用 疾病治療費用

永年無料

最高2,000万円

-

最高100万円

最高100万円

賠償責任 携行品損害(1旅行) / 自己負担額 救援者費用 家族特約 付帯条件

最高2,000万円

20万円/3,000円

最高100万円

-

自動付帯

表の情報は、2016年11月時点

JCB CARD EITの詳細はこちら

三菱UFJニコス VIASOカード

三菱UFJニコスが発行している年会費無料のお得なクレジットカードです。
VIASOカードは、通常のショッピングはもちろん、ネットショッピングでも大活躍します。
VIASO eショップというポイントモールを利用する事で効率よくポイントを貯める事が可能です。
また、こちらのクレジットカードにも海外旅行傷害保険が付帯しているので安心して利用できます。

年会費 死亡/後遺障害保険 入院・通院費用 傷害治療費用 疾病治療費用

永年無料

最高2,000万円

-

最高100万円

最高100万円

賠償責任 携行品損害(1旅行) / 自己負担額 救援者費用 家族特約 付帯条件

最高2,000万円

20万円/3,000円

最高100万円

-

利用付帯

表の情報は、2016年11月時点

三菱UFJ VIASOカードの詳細はこちら

海外旅行傷害保険に特化したクレジットカード

上で述べたクレジットカードよりもさらに、旅行傷害保険に特化したクレジットカードがあります。
こちらもいくつかピックアップしたものを紹介します。

三井住友VISAゴールドカード

三井住友カードが発行しているVISAブランドのゴールドカードです。
VISAブランドは世界各国で幅広く使われている為、ほとんどの場所で利用する事ができます。
海外旅行のショッピングと旅行傷害保険のダブルが付帯されてお得です。

年会費 死亡/後遺障害保険 入院・通院費用 傷害治療費用 疾病治療費用

10,000円+税

最高5,000万円

-

最高300万円

最高300万円

賠償責任 携行品損害(1旅行) / 自己負担額 救援者費用 家族特約 付帯条件

最高5,000万円

50万円/3,000円

最高500万円

あり

利用/自動付帯

表の情報は、2016年11月時点

三井住友VISAゴールドカードの詳細はこちら

JCBゴールドカード

日本で唯一の国際ブランド、JCBの発行しているゴールドカードです。
JCBオリジナルシリーズのパートナー店舗(セブンイレブンやスターバックスなど)で利用する事で、ポイント優遇や割引などの特典がもらえます。
また、付帯保険の内容が充実しており、安心して旅行を楽しむ事ができます。

年会費 死亡/後遺障害保険 入院・通院費用 傷害治療費用 疾病治療費用

10,000円+税

最高1億円

-

最高300万円

最高300万円

賠償責任 携行品損害(1旅行) / 自己負担額 救援者費用 家族特約 付帯条件

最高1億円

50万円/3,000円

最高400万円

あり

利用/自動付帯

表の情報は、2016年11月時点

JCBゴールドカードの詳細はこちら

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

世界的にも有名なハイステータスクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにはあらゆる高級レストランや宿泊施設での優待特典が用意されています。また、付帯保険の内容もかなり豪華で、旅行を安心して楽しむにはもってこいの1枚です。

年会費 死亡/後遺障害保険 入院・通院費用 傷害治療費用 疾病治療費用

29,000円+税

最高1億円

最高300万円

最高300万円

最高300万円

賠償責任 携行品損害(1旅行) / 自己負担額 救援者費用 家族特約 付帯条件

最高4,000万円

50万円/3,000円

最高400万円

あり

利用/自動付帯

表の情報は、2016年11月時点

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの詳細はこちら

実際のところ、一般保険会社とどちらがお得なの?

これまで、クレジットカードに付帯している旅行傷害保険について説明してきましたが、一般会社の保険とどちらがお得なのか気になりますよね。

そこで、三井住友VISAカードの付帯保険と、一般保険会社の保険料を例に比較します。

例:アメリカへ3日間、1人旅をする場合

三井住友VISAゴールドカード付帯の旅行保険は、クレジットカードの年会費を支払うだけで、永続的に保険が適用されます。(年会費10,000円)

一般的な保険会社の場合は、三井住友VISAゴールドカードと同等の条件ですと、1回の旅行で1,550円の保険料を支払う必要があります。

つまり、年に6回までの旅行は、一般保険会社の方がお得になります。7回以上旅行される方は、三井住友VISAゴールドカードの付帯保険の方がお得になります。

三井住友VISAゴールドカード
年会費10,000円で永続的に保険適用

一般保険会社
保険料1,550円 × 6回 = 9,300円 >>> クレジットカードの年会費10,000円より700円安い
保険料1,550円 × 7回 = 10,850円 >>> クレジットカードの年会費10,000円より850円高い

ただし、三井住友VISAゴールドカードには、旅行傷害保険以外にも、航空機遅延保険や、旅行先の宿泊施設の優待などの特典も付帯するので、それも考慮して選ぶ事をオススメします。

付帯保険の注意点

保険付帯のクレジットカードを持っているからといって、必ず安心できるというわけではありません。特に、クレジットカードの付帯保険は、契約やカードの種類によって内容が異なる為、自身でしっかり把握できるようにしましょう。

まとめ

・クレジットカードの種類によって旅行傷害保険の内容は異なる
・JCB CARD EXTAGEなど年会費無料でも旅行傷害保険が付帯できるカードもある
・補償金額、補償対象、補償期間などをしっかり把握する事が大事

クレジットカードの旅行傷害保険は、安心して旅行を楽しむ為に大変便利なサービスです。
しかし、自身のクレジットカードの保険内容をしっかりと把握する事が必要なので、旅行へ行く前に確認するようにしましょう。

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